中古車販売店について

中古車を販売する店舗にはおおまかに分けて2種類あります。中古車ディーラーと中古車専門販売店です。それぞれの店舗でメリット・デメリットがありますので、2つの店舗の違いや特徴をつかんでおくとよいでしょう。まず、中古車ディーラーについてご説明します。
中古車ディーラーは新車のディーラーと同じように各メーカーの車を専門に扱っているお店です。もしも、希望する車があるのであればその車種の中古車ディーラーに行けばお目当ての車があるだけでなく、グレードやボディカラーなどの種類も豊富にそろっている可能性があります。しかし、ディーラー専門の中古車販売店といっても最近は、他社のメーカーも置いてある店舗が多くなってきています。特に国産の車を扱っている場合はあえてそのメーカーの名前をふせて販売し、様々なメーカーを扱うような店舗も増えてきているようです。
中古車ディーラーにある車は新車の下取り車や新古車と呼ばれる展示や試乗で利用された車も多くあります。全体的に見ても年式の新しい車やワンオーナー車の割合が大きいとされています。また、認定中古車と呼ばれる中古車も扱っています。認定中古車の規定は各メーカーによって異なる部分ではあるのですが、基本的にワンオーナーであったり、走行距離が少ない車であることが多いようです。さらに規定された点検や整備を細かく行いリフレッシュした中古車である、これが認定中古車として売り出される中古車です。点検項目は多いところでは100項目以上とされています。車検時に56項目点検することに比べると、非常に細かい部分まで整備・点検されていることがわかると思います。中古車ディーラで購入した車の多くは保証期間が長いというメリットもあります。それと同時に全国のディーラーで整備を受けることが出来るという特典もあります。このようなさまざまなメリットがある分、中古車にしては値段も高めになります。この値段がデメリットといえるでしょう。
中古車専門販売点の場合、中古車ディーラーよりも価格を見ると安いと思います。しかし、肝心の質が落ちてしまうのではと思う方もいるのではと思いますが、質についても年式の新しい車もありますし、ワンオーナー車の種類もそろっています。人気車種やなどの種類も豊富な点がメリットとしては挙げられます。しかし、中古車ディーラーに比べると保証期間が短いのがデメリットです。他にもオークションやインターネットを利用して中古車を購入するという方法もありますが、この場合、トラブルに巻き込まれないことや自己責任であることなどが注意点として考えられます。